中野・高円寺の整体・鍼灸|腰痛治療・骨盤矯正など

群発頭痛

2013年8月29日 | コラム

さて、頭痛シリーズの第三弾になりますが、群発頭痛という頭痛もあります。

片側の眼窩部(眼球の収まる頭蓋骨の窪み部分)に数秒間、キリで突くような激しい痛みを短期間に繰り返し、20~30代の男性に好発します。緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛の三種の中では発症頻度は最も低く、現代医学的には病因は不明といわれてます。

しかし、整体、鍼灸、カイロプラクティック、オステオパシーからの観点では、頭蓋骨、頸椎、胸椎に異常がある場合が多く、不整列部位を治療すると、改善する可能性が高くなります。要は脳幹に刺激を与え、副交感神経を優位にすると、筋肉が緩んで、頭を締め付けている圧迫感から血管や神経が解放されるのです。

人間の身体は不調時、膨張した風船のような状態であり、一箇所を突いて弾けさせると一瞬にして緩む、まさに風船に似ています。風船のゴム生地が、症状別・詳細解説ページでも説明した、身体全体を被い尽くしている筋膜といえます。

症状としては、激しい眼窩部痛で、並行して結膜充血、流涙、鼻づまり、鼻水などが生じます。数日から数週間集中的に起こり、治まると1年から数年に1度の割合でほぼ同時期に反復します。

誘因は人それぞれですが、頸肩こり、飲酒、人間関係の不和、電磁波、眼精疲労など様々でしょう。