むちうち症
2013年10月29日 | コラム
むちうち症とは、自動車事故や労働災害、スポーツ障害など、急激なあらゆる方向からの外力により、頸部に鞭のようにしなる衝撃が加えられ、頸椎の歪みや軟部組織の損傷が引き起こされることをいいます。別名を外傷性頸部症候群とか、頸椎捻挫、むちうち損傷ともいいます。
頸椎捻挫の場合、頸部の筋肉、靭帯、椎間板、関節包などの軟部組織の損傷が殆どを占めますが、歪んだ頸椎が視神経を圧迫し、ものが二重に見えたり、視界が遮られる場合もあります。症状としては、以下のタイプがあります。
1.頸椎捻挫型・・・頭痛、頸部痛、頸椎運動制限など
2.頸神経根症状型・・・後頭部、頸部、背部、上腕から手指にわたる痛み、こり、痺れ、筋力低下、頸椎運動痛など
3.バレ・リュー症状型・・・頭痛、頭重感、めまい、耳鳴り、難聴、悪心、嘔吐、眼振、眼痛、霧視など
4.脊髄症状型・・・四肢不全麻痺、歩行障害、筋肉萎縮(脊髄内前角細胞障害)、膀胱直腸障害など
また、近年では、むちうち症による脳脊髄液減少症(脳脊髄液が脳脊髄液腔から漏れることで減少し、頭痛やめまい、耳鳴り、倦怠など様々な症状を呈する疾患)も報告されています。
頸を損傷したら、まず、検査のために整形外科を受診しましょう。ただし、頸椎カラーによる固定と鎮痛薬の内服と外用、電気治療器やマッサージでは、早期回復は望めません。整体、鍼灸、カイロプラクティック、オステオパシーにより脳幹に刺激を与えると、向上した自己治癒力と免疫力が頸椎の歪みを正し、損傷した軟部組織の修復を加速します。むちうち症でお困りの方は当院へどうぞ。
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