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肩こり

2013年8月16日 | コラム

肩こりとは、症候名のひとつであり、肩の筋肉だけでなく同時に頸の筋肉も強張っている場合が多いのです。頸部から肩、上肢にかけて、「こり」、「痛み」、「痺れ」、「重さ」、「だるさ」などが現れ、頸腕症候群とか頸肩腕症候群ともいわれ、合併症として頭痛、眼精疲労、吐気、顎関節症、顔面神経痛、三叉神経痛、手指の痺れや冷え、頸肩の知覚鈍麻や冷えなどを伴うこともあります。

昨今では、仕事でパソコンを長時間使用する人は手指や眼の酷使、電磁波による影響や、同一姿勢をとり続けることなどで頭や腕を支える僧帽筋および、その周囲にある肩甲挙筋、上後鋸筋、菱形筋、板状筋、脊柱起立筋(つまり頸肩の筋肉)が持続的に緊張します。

硬くなった筋肉は血管や神経を圧迫するため、局所に痺れや知覚鈍麻、循環障害が起こります。そのため、酸素や血液が頭部や眼、頸肩部、肩甲帯、上腕、手、手指に行き渡らず、蓄積された疲労物質が肩こりの要因になるとも考えられています。

もちろん、パソコン使用者に限らず、楽器演奏者、歯科医師、調理師、美容師など、上肢を酷使する業務に従事する人に多くみられます。

また、頭部打撲、むち打ちなどの頸椎損傷後とか、猫背(円背・凸背)、頭蓋や頸椎、胸椎の歪み、頸椎奇形、ストレートネック、頸部椎間板ヘルニア、頸部椎間板症、頸部脊椎症、胸郭出口症候群、斜角筋症候群、頸肋斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群、烏口下小胸筋症候群、胸椎ヘルニア、胸椎圧迫骨折、鎖骨骨折などによっても肩こりは悪化します。

整体、鍼灸、カイロプラクティック、オステオパシーによって、頭蓋骨や頸椎、胸椎の歪みを矯正し、筋膜を緩めると頸・肩こり、むち打ちは改善しますし、骨折や打撲などの外傷も治癒は早くなります。