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膝痛

2013年10月11日 | コラム

膝痛といっても、発生原因や損傷箇所はまちまちです。スポーツ障害や外傷、加齢による劣化や免疫力の低下による疾患がありますので、分類してみましょう。

●スポーツ外傷によるもの
1.半月板損傷・・・膝関節でクッションの役目をする半月板が、何らかの圧力により欠けたり、破壊される外傷

2.靭帯損傷・・・スポーツや事故などにより、靭帯の一部が裂けたり、切れたりする外傷

●スポーツ障害によるもの
1.関節ねずみ・関節内遊離体・・・何らかの衝撃により、関節の骨や軟骨が一部欠け、その破片が関節内を移動し、痛む疾患

2.離断性骨軟骨炎・・・軟骨部分が一部壊死して剥がれた疾患

3.タナ障害(タナ症候群)・・・膝の皿と大腿骨の間にあるヒダ状の膜が炎症を起こした疾患

4.膝蓋軟骨軟化症・・・膝の皿の裏の軟骨が大腿骨と擦れて摩耗し、炎症を起こした疾患

5.腸脛靭帯炎・ランナー膝・・・大腿骨の外側に位置する腸脛靭帯に炎症が起こった疾患

6.膝蓋腱炎・ジャンパー膝・・・膝の皿と脛骨を繋ぐ膝蓋腱が炎症を起こした疾患

7.鵞足炎・・・膝の内側の腱に炎症が起こった疾患

8.オスグット・シュラッタ―病・・・スポーツをしている10歳~15歳ぐらいの子どもに発症しやすい。膝の皿下の骨に変形や膨張が見られ、膝を曲げると痛む疾患

9.関節水腫・・・炎症や腫れにより、関節内にある関節液(滑液)が増え、膝に水が溜まった疾患

●加齢によるもの
1.関節水腫・・・炎症や腫れにより、関節内にある関節液(滑液)が増え、膝に水が溜まった疾患

2.変形性膝関節症・・・加齢により、膝関節の骨や軟骨が磨耗して変形した疾患。過度のO脚に見える

3.膝蓋大腿関節症・・・膝の皿と大腿骨による関節に炎症が起きた疾患

●免疫力の低下によるもの
1.内軟骨腫・・・骨の内部に発生する良性腫瘍

2.骨軟骨腫・・・骨の表面にできる良性腫瘍

3.骨肉腫・・・骨にできる悪性腫瘍

4.軟骨肉腫・・・軟骨部分にできる悪性腫瘍

5.色素性絨毛結節性滑膜炎・・・関節の内側を覆う滑膜が増殖して塊ができ、出血を繰り返す疾患

6.神経病性関節症・シャルコー関節・・・脊髄神経に障害が起こり、下半身が知覚鈍麻し、痛みを感じにくくなる疾患

7.結核性関節炎・・・結核菌が関節内に侵入して炎症を起こす疾患

8.滑膜骨軟骨腫症・・・関節内の滑膜に腫瘍ができ、骨化した欠片を大量に発生させる疾患

9.有痛性分裂膝蓋骨・・・膝の皿が二つ以上に割れ、痛む疾患

上記のうち、外科手術で処置するものや難病を除けば、整体、鍼灸、カイロプラクティック、オステオパシーの守備範囲となります。また、外科手術後にお越し頂ければ治癒は早くなります。膝痛といえども、これだけ発生原因に違いがありますので、膝痛が長期で続くようであれば、まずは整形外科を受診しましょう。

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